【小学校受験】新年長からの小学校受験

小学校受験を経験した二児の父親からのエール

お受験への入り口(教室選び)

2022年度の入試も、ピークを過ぎた中、新年長(お受験界では、年中の11月を指す)向けのコースが既に始まっているところもありますね。まぁお教室もビジネスですからね、切り替えははやいです。

来年度の受験を考えているご家族は、実際に足を運んで話を聞いたり、体験授業を受けたりされているのではないでしょうか? 

我が家も、昨年の今頃、大手、中堅、個人と6教室へ、話しを聞き行き体験授業の予約をしを毎週繰り返していました。(で、結局は12月から教室通いとなりましたが)結果、個人をメインに、行動観察は中堅に、夏季講習は大手に節操なく(笑)通いました。

大手は、やはり情報量が多く、カリキュラムがしっかりしているので、ペースが掴みやすい。ただし、月謝以外の出費はかなり覚悟が必要な事や、親の授業参加型(WEB含む)の場合は、親も色んな意味で忍耐が必要になります。

個人は、細かいところまで、良く見てくれる(授業中の姿勢から、どこにつまずいて問題ができないかなど)ので、子供の現状が把握しやすい。ただ少人数が基本なので、行動観察等は、こども同士が馴れ合い本番につながりにくい。既に志望校が明確であれば、その学校への合格実績がある方が、後々有効です。

で、塾選びはどうすればよいか?

基本は子供との相性(教室、先生、同じクラスのご家庭)が大事だったと思います。娘も、極度の場所見知り、人見知りするタイプでしたが、相性の良い先生と出会ってからは人が変わったように積極的になりました。

そしてもう一つ大事な要素として教室に何を求めるのか?を明確にした方が良いと自身の反省を含め思います。子供に対しての考え方や、授業の進め方、情報等のフォローアップ等後々の学校選びや願書対策など、何かと頼る機会も多くなります。その時に、物足りなかったり、逆に講座を増やすようにすすめられたりと、親側に余計なストレスがかかります。

少なくとも、これから1年は毎週のように教室に通います。多くは自ら望んで通う訳ではない子供が、1年通い学ぶ訳ですから、(親も同様に)じっくりと見極めてください。

大手だろうと、個人だろうと少なくとも、ペーパーに関してはどちらにしても、しっかりと受験レベルまで届くので、(もちろん家庭学習は必須)その他に、何を求めるか、各家庭で明確にしたほうが、後悔ない結果になると思います。