【小学校受験】新年長からの小学校受験

小学校受験を経験した二児の父親からのエール

(2023年度向け)小学校受験合同説明会情報

まだ、都内では国立の小学校受験が残っておりますが、2023年年度向けの合同説明会のお知らせがありました。

今年は、殆ど説明会がコロナで軒並み中止となりました。コロナが今後どうなるかは分かりませんので、今のうちに参加できるものは、参加される事をお勧めします。


2022年1月23日              

東急線小田急線沿線私立小学校合同説明会。

洗足や、都市大付属、森村学園等参加予定のようです。詳細は以下ご参照ください。

https://www.soudankai-to.com/#


小学校受験 11月12月

先日お世話になった教室に娘と顔を出したところ、既に2023年に向けた授業が始まっておりました。思えば、まったく同じシチュエーションで、当時は我が家は受験スタートしたばかりで、合格されたお子様を見て仕上がり具合におどろいた事を思い出しました。今の娘もそう見れているのかどうか…

さて、新年長からスタートした我が家がこの時期やった事、やっときゃよかった取組を綴ります。
この時期やった事。            
1毎朝ペーパーを決めた枚数をる。     
まあ勉強する週間をつける事ですね。昨日までのEテレを観る習慣からお勉強習慣にシフトチェンジです。ペーパーについては、時間でなく枚数を決めて1年継続しました。時間を決める方もいますが、子供って意外と賢く時間だと、その時間をやり過ごす方法を身につけます(トイレとかえんぴつを削るとか)また、教えるときは具体物を使い、身につくまで何度も繰り返す。今の時期は、解くスピードやテクニックでなく、とにかく基礎力強化に徹してください。

2点図形をあなどるなかれ!    
 点図形ってスピードの差はあれ大体出来ます。出来るからといってあまりやらなないご家庭もあると思いますが、これやって損はありません。我が家は1年間家庭学習の最初にやってました。まず運筆に良い影響があります。子供に○や□を書かせてみてください。多分歪なカタチになります。点図形を続けると、運筆力がつき、○や□を綺麗に書くことができるようになります。実際の試験で出題されることもありますし、文字を書くことの無い小学校受験では○□を記載しますので、綺麗にかけていれば心証は良くなります。歪な□と整った□を並べたら?当然後者の方が良いですよね。点数が全てでない小学校受験においては、こう言ったところも重要だと思います。

やっときゃ良かった事。          

絵画は、早めにやる事をお勧めします。そして出来れば毎日やっても良いと思います。どうしても、受験となるとまずはペーパーとなりがちですが、絵画は差がでます。どのご家庭の子供でも遊びでお絵かきはしていると思います。その絵をよーく見てください。人を描くのであれば、指や、耳、まゆげありますか? 動物の足は4つありますか? 結構、耳がない、指がなくドラえもんの手になっているパターンは多いです。(我が娘はまさにこのタイプ)上手でなくても、基本を抑えられている事が大事です。我が家では、ゴールデンウィークあたりに取りかかり、1日1個家にあるものを書くようにしました。意外な効果として、絵を描くので物の名前も覚えて、しりとり問題に強くなりました。

新年長スタート組は、それより前から通っていることの差に、焦ると思いますが、十分間に合いますので、とにかく基礎となることに力を入れてください。

小学校受験の教室選びパート2

すでに、新年長(23年度)組が、スタートし始めている小学校受験。ジャックや理英会では、合否速報もでましまね。

今年は、出願者数がかなり増えた学校が多くなったようですね。コロナ、中受回避、幼保無料化などの要因で、受験者数自体が増え、オンライン化や考査時間の短縮等で、1人あたり併願数も増えたのかもしれません。

来年も、受験者自体は増えると思いますが、アフターコロナとなった場合、考査や出願方法をこれまで通りなのかコロナ前に戻すのかで変わってきそうです。

ただ、そんな外部環境は、アンコントロールなので、しっかりとコントロール出来ることをコツコツと続けることの方が大切だと思います。

さて、塾選びどうしましたか?

我が家は、個人メイン+中堅での行動観察と運動としましたが、夏季講習と直前講習は大手のコマ別で受けました。(当初は所謂、難関と言われる学校はあまり視野にいれていなかったということもありますが) 

振り返ると、行動観察や運動は、できるだけ早めに、評判の先生か、レベルの高い(慶応コース等)クラスに良い入ると良いと思います。我が家は、夏期講習で、レベルの高いクラスを受講しましたが、それまでの教室と周り子供や教え方がまったく違いました。これがペーパーになるとついていけなくて大変ということもありますが、行動観察や運動は、それ程大きな差はないですし(そもそも出来る出来ないだけでない) むしろ立ち振る舞いや姿勢等が大事だったりします。指先までまっすぐ等はみんなできますよね。それが当たり前の環境にあるかないか。周囲の環境に流されやすい年齢ですから、良い意味で流されることが期待できます。

ペーパーについては、適切な量とタイミング、何よりも子供が継続して続けられるかを考え個人の先生にお願いしました。何処ができたかでなく、何処で躓いているかを毎回フィードバックされるので、家庭学習に活かせました。ただ最終的に受験する学校に対しての情報が少なく不安になることが多かったです。この辺は、大手と言われる教室が圧倒的に持っています、考査日の服装など、いま振り返えればそんなに重要ではい情報も、何かと初めては不安になります。(都市伝説的な話も含め) そう言う余計な心配がきになる方は、大手でまるっとお世話になることをお勧めします。


勝手に考察 洗足学園小学校人気

2022年度の実質倍率が6倍を超えた洗足学園小学校。その人気を勝手に考察してみたいと思います。

1中学受験の過熱によるトルクダウンの兆し。
これまでの小学校受験は、校風や親の強い想い、親子代々出身者や裕福層がメインだったと思います。そこにコロナを契機にしたオンライン化により、いわゆる『お受験』から『受験』化し始めているのではないか?
今、首都圏では3人に1人が中学受験をするそうです。しかも、人気の塾では小学校入学前から入会するところもあるようです。教育に意識の高いご家庭は、そう言った現状をいち早く察知し、小学校受験に切り替えはじめた。
そういった層を取り込んでいる。

2情報発信力               
こちらの学校は中学受験の結果や、小学校受験に関しての情報量が他校と比べて豊富です。そして何よりも、メッセージがシンプルでわかりやすいんです。
全体的に不明瞭な所が多く、抽象的な表現や、人によって判断基準が異なる要素が多い小学校受験においてこちらは、全員が中学受験する学校です!それを理解したご家庭に来て欲しいと至ってシンプルです。
(もちろんペーパーだけで判断している訳ではないと思いますが)

3立地                  
こちらの学校の最寄駅は溝ノ口です。この立地は、川崎、横浜方面、都内、多摩方面どこからもアクセスしやすい。中学受験と違い小学校受験の場合は、小学校1年生から通う事も考慮して学校えらびをする家庭が多い中、どのエリアからも通学可能エリアとなりやすい。

つまり、もともと持っていたポテシャル(立地)に、学校側の弛まぬ努力と時代をみすえた体制の構築か実を結んだ結果なのではないでしょうか?小学校入試の先に東大はないと言われていますが、はたしてどうなるでしょうか。   
私立の小学校の数は限られていることもあり、今年倍率が高かったから敬遠しようという中受のような現象は考え難く、更に難関化していきそうです。

洗足学園小学校2022年度の実質倍率

2022年度の小学校受験もピークを超え、今週の慶應横浜、早稲田、そして国立の小学校位となりましたね。抽選はありますが、志望されている方は最後まで頑張ってください。

さて、神奈川中心に展開しております富士チャイルドアカデミーさんのブログにて、洗足学園の2022年度の倍率に関しての記事がございました。

それによると、2022年度は以下の通りです。出願者数707 受験者数661 合格者105名と実質倍率で6倍超!!だったようです。実質倍率6倍超です。今年は、各学校とも出願数が増加しているようですが…厳しい戦いの中、合格を勝ち取ったご家庭の皆様おめでとうございます。

来年度に洗足学園小学校を考えているご家庭の皆様は、都内の最難関組や中受を念頭に置いているご家庭が受験されると思われ、高いレベルでの6倍ですから、特にペーパーは完璧に仕上げないと勝負になりませんので、覚悟を持って準備してください


お受験への入り口(教室選び)

2022年度の入試も、ピークを過ぎた中、新年長(お受験界では、年中の11月を指す)向けのコースが既に始まっているところもありますね。まぁお教室もビジネスですからね、切り替えははやいです。

来年度の受験を考えているご家族は、実際に足を運んで話を聞いたり、体験授業を受けたりされているのではないでしょうか? 

我が家も、昨年の今頃、大手、中堅、個人と6教室へ、話しを聞き行き体験授業の予約をしを毎週繰り返していました。(で、結局は12月から教室通いとなりましたが)結果、個人をメインに、行動観察は中堅に、夏季講習は大手に節操なく(笑)通いました。

大手は、やはり情報量が多く、カリキュラムがしっかりしているので、ペースが掴みやすい。ただし、月謝以外の出費はかなり覚悟が必要な事や、親の授業参加型(WEB含む)の場合は、親も色んな意味で忍耐が必要になります。

個人は、細かいところまで、良く見てくれる(授業中の姿勢から、どこにつまずいて問題ができないかなど)ので、子供の現状が把握しやすい。ただ少人数が基本なので、行動観察等は、こども同士が馴れ合い本番につながりにくい。既に志望校が明確であれば、その学校への合格実績がある方が、後々有効です。

で、塾選びはどうすればよいか?

基本は子供との相性(教室、先生、同じクラスのご家庭)が大事だったと思います。娘も、極度の場所見知り、人見知りするタイプでしたが、相性の良い先生と出会ってからは人が変わったように積極的になりました。

そしてもう一つ大事な要素として教室に何を求めるのか?を明確にした方が良いと自身の反省を含め思います。子供に対しての考え方や、授業の進め方、情報等のフォローアップ等後々の学校選びや願書対策など、何かと頼る機会も多くなります。その時に、物足りなかったり、逆に講座を増やすようにすすめられたりと、親側に余計なストレスがかかります。

少なくとも、これから1年は毎週のように教室に通います。多くは自ら望んで通う訳ではない子供が、1年通い学ぶ訳ですから、(親も同様に)じっくりと見極めてください。

大手だろうと、個人だろうと少なくとも、ペーパーに関してはどちらにしても、しっかりと受験レベルまで届くので、(もちろん家庭学習は必須)その他に、何を求めるか、各家庭で明確にしたほうが、後悔ない結果になると思います。

このブログ

このブログは、ごく一般家庭の父親が、娘の小学校受験を経験。その中で得た知見や情報を実体験をもとに綴ります。。これから、小学校受験される方に少しでも役に立てば幸いです。

我が家のスペックは、夫婦共働き、秋生まれの娘(←今回受験)、と弟の4人家族。

お受験は、新年長11月からスタートし、難関小学校と言われる学校含めて2校(4校受験)にご縁をいただきました。新年長11月までは、特に受験勉強らしいことは一切せず。アドバンテージがあるとすれば、お受験向けでない幼児教室に2年程通った程度。