【小学校受験】新年長からの小学校受験

小学校受験を経験した二児の父親からのエール

勝手に考察 洗足学園小学校人気

2022年度の実質倍率が6倍を超えた洗足学園小学校。その人気を勝手に考察してみたいと思います。

1中学受験の過熱によるトルクダウンの兆し。
これまでの小学校受験は、校風や親の強い想い、親子代々出身者や裕福層がメインだったと思います。そこにコロナを契機にしたオンライン化により、いわゆる『お受験』から『受験』化し始めているのではないか?
今、首都圏では3人に1人が中学受験をするそうです。しかも、人気の塾では小学校入学前から入会するところもあるようです。教育に意識の高いご家庭は、そう言った現状をいち早く察知し、小学校受験に切り替えはじめた。
そういった層を取り込んでいる。

2情報発信力               
こちらの学校は中学受験の結果や、小学校受験に関しての情報量が他校と比べて豊富です。そして何よりも、メッセージがシンプルでわかりやすいんです。
全体的に不明瞭な所が多く、抽象的な表現や、人によって判断基準が異なる要素が多い小学校受験においてこちらは、全員が中学受験する学校です!それを理解したご家庭に来て欲しいと至ってシンプルです。
(もちろんペーパーだけで判断している訳ではないと思いますが)

3立地                  
こちらの学校の最寄駅は溝ノ口です。この立地は、川崎、横浜方面、都内、多摩方面どこからもアクセスしやすい。中学受験と違い小学校受験の場合は、小学校1年生から通う事も考慮して学校えらびをする家庭が多い中、どのエリアからも通学可能エリアとなりやすい。

つまり、もともと持っていたポテシャル(立地)に、学校側の弛まぬ努力と時代をみすえた体制の構築か実を結んだ結果なのではないでしょうか?小学校入試の先に東大はないと言われていますが、はたしてどうなるでしょうか。   
私立の小学校の数は限られていることもあり、今年倍率が高かったから敬遠しようという中受のような現象は考え難く、更に難関化していきそうです。